これから始める GAP

農林水産省

GAPの目的

GAPをすれば儲かる?

GAPに取り組むと他の農産物と差別化ができて高く売れるようになるかというと、それはちょっと違います。
GAPは農産物を差別化するための取組ではなく、だれもが農業を行ううえで守るべき規範のようなものです。つまり、GAPの取組を行うことによって作業手順の標準化や効率化が図られ、さらに安全性が確保され、その結果としてよい農産物を作り出すことにつながります。

GAPをすれば儲かる?

GAPでリスクを管理

農業を行っていくうえで考えられるリスクには、異物混入や農薬の不適切な使用などの食品安全に関するリスク、ドリフト被害や廃棄物による汚染などの環境保全に関するリスク、農機具による事故や農薬散布時による中毒などの労働安全に関するリスク、従業員の離職やリコールなどの農業経営に関するリスクなどがあります。
これらのリスクの中で危害要因を特定し、それらに対する対応策を決定し、その対応策を確実に実行し、その効果を見つつ必要に応じて見直すことによって、特定された危害要因によるリスクを低減することができます。
農業者を守るためにも、次世代に経営をつなげていくためにも、GAPでリスクを管理することが大切なのです。

GAPでリスクを管理
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